派遣保育士の面接って?採用までの流れや話す内容・注意点を解説!

派遣保育士の面接って?採用までの流れや話す内容・注意点を解説!

派遣保育士になるための面接は2回あります。

  1. 人材派遣会社への面接
  2. 派遣先保育園での面接

この2回です!

 

派遣保育士になるためには、まずは人材派遣会社での面接があるのですが、支店へ行く場合もあれば、電話のみで対応してくれる場合もあります。

支店・電話でも、人材派遣会社の人から共通して

  • 取得している免許証の種類
  • 職務経歴
  • 就業に関する条件

についてきかれます。

そして、自分が希望する勤務条件と合致する派遣先があれば、人材派遣会社の担当者と一緒に派遣先へ見学へ行き、そのまま面接となります。

2020年から続くコロナ禍で、人材派遣会社との面接がオンライン対応になっている会社も出てきていますので、気になる人材派遣会社へ問い合わせをすることをおすすめします。

ちなみに、派遣先での面接は担当者が進めてくれるので、譲れない勤務条件がある場合は人材派遣会社での面接時に忘れずに確認しておきましょう。

勤務時間はもちろんのこと、台風やインフルエンザの時期で登園人数が少ない場合、園がどのような対応を取るのかを前もって確認しておいた方が、後々のトラブルが少ないと思います。

台風は公共交通機関がストップしてしまう可能性もあるので安全面を考えて自宅待機が良いと思いますが、インフルエンザなどで登園人数が少ない場合は派遣保育士から帰宅させられる園もあります。

派遣保育士は時給性なので働いた分がお給料となります。

有給休暇を取得して休むのか帰宅をせずに仕事をしたいのかを、前もって人材派遣会社へ希望を伝えておきます。

その点も踏まえて、担当者は保育園へ確認をしてくれます。

自宅から公共交通機関への利便性が良ければ特に問題はないと思うのですが、車通勤をする場合はガソリン代や駐車場代の支給の有無について確認することをおすすめします。

派遣先となる保育園などでの面接ですが、清潔に見えるような服装で行きます。

髪の毛を明るく染めている場合、A園では問題なし/B園では問題ありとなる場合があります。

髪の毛の色で保育の質が変わるわけではないのですが、第一印象はやはり大切なので人材派遣会社の担当者に園の雰囲気を確認することをおすすめします。

この記事では、実際に転職サイトを使って転職を成功させた私が、転職サイト登録から採用までの一連の流れを解説します!

私が派遣保育士として勤務をしたときに、『あっ、この情報が欲しかった・・・』と思った内容を盛り込んだので、これから派遣保育士を目指す方は是非読んでみて下さい!

 

派遣保育士の採用までの面接の流れ

 

人材派遣会社「ほいく畑」と「アスカクリエート」を通して派遣保育士として勤務をしたことがあるのですが、実際に私が体験した流れをそれぞれを紹介したいと思います。

ほいく畑

  1. ほいく畑のWEBサイトから応募する
  2. ほいく畑のエージェントから電話がかかってきて、ほいく畑の支店へ行く日程を決める
  3. ヒアリングシート(アンケート)を受け取り、記入していく
  4. ヒアリングシートを元にキャリアカウンセリングを受ける
  5. エージェントから「ほいく畑」とはどういう会社なのか説明を受ける
  6. 自分が持っている資格証(幼稚園教諭や保育士)のコピーを渡す(原本だった場合、ほいく畑がコピーを取ってくれる)
  7. 後日、派遣先との面接日時の連絡がくる
  8. エージェントと一緒に派遣先へ行き、面接を受ける
  9. 面接終了後、その日~数日以内に派遣先で勤務をしたいかどうかをエージェントへ伝える
  10. 派遣園から採用という返事があり、保育士側も勤務したい場合は、就職前健康診断を受け何も問題がなければ派遣保育士として勤務を開始する

アスカクリエート

  1. アスカクリエートのWEBサイトから応募する
  2. アスカクリエートのエージェントから電話がかかってきて、保持している資格証や職務経歴、就業に関する条件などを伝える
  3. 保育士側が気になる求人先の園についてエージェントから説明があり、後日、派遣先との面接日時の連絡がくる
  4. 面接当日に、自分が持っている資格証(幼稚園教諭や保育士)のコピーをエージェントに渡す
  5. そのままエージェントと一緒に派遣先へ行き、面接を受ける
  6. 面接終了後、その日~数日以内に派遣先で勤務をしたいかどうかをエージェントへ伝える
  7. 派遣園から採用という返事があり、保育士側も勤務したい場合は、就職前健康診断を受け何も問題がなければ派遣保育士として勤務を開始する

 

人材派遣会社によって支店へ行くのか、電話でヒアリングを受けるのか違いはありますが、ヒアリングの大まかな内容は大差がなかったように記憶しています。

全体的に丁寧だったのは「ほいく畑」でした。

こちらに「ほいく畑」のレビュー記事を書いているので、興味がある方は読んでみて下さいね。

【ほいく畑】実際に使って転職して感じたメリット・デメリットをレビュー

2020年から続くコロナ禍で今はオンライン面接も増えてきてはいるので、詳しくは気になる人材派遣会社へ問い合わせをしてみて下さい。

 

派遣会社との面接で話す内容

 

ズバリ!勤務条件の確認です。

  • 扶養範囲内・外での勤務
  • 通勤時間・通勤方法
  • 土曜日や行事の出勤
  • 施設形態

扶養範囲内

扶養範囲内で勤務するのなら、

  • 午前中のみ
  • 午後から
  • フルタイム×週2~3日

という働き方が考えられます。

扶養範囲外

  • フルタイム×週5日勤務

フルタイムと言っても、

  • 普通番のみの勤務
  • 早出のみの勤務
  • 遅出のみの勤務
  • 早出と普通番勤務
  • 普通番と遅出勤務
  • 早出・普通番・遅出どの勤務でも可能

という働き方が考えられます。

通勤時間・通勤方法

  • 徒歩
  • 自転車
  • 公共交通機関

通勤方法によって、通勤時間も変わってきます。

車で通勤する場合は、人材派遣会社の規定によりガソリン代が支給されます。

駐車場代は、自己負担が多いです。

土曜日や行事の出勤

行事が土曜日にある場合が多いですが、行事があるなしに関わらず土曜日出勤は可能かどうかを確認します。

土曜日は元々登園人数が少ないことから、派遣保育士は休みの傾向が強いとは思います。

施設形態

  • 大規模保育園
  • 小規模保育園
  • 児童発達支援/放課後等デイサービス
  • 仏教・キリスト教

宗教系の園で勤務は可能かどうか、子どもの人数はどのぐらいが良いのか希望を聞かれます。

 

保育園側との面接で話す内容

 

正社員やパートの直接雇用の時とは違い、保育園側との面接では人材派遣会社の担当者が面接を進めてくれます。

ちなみに、職務経歴書も人材派遣会社の担当者が用意してくれるので、個別に履歴書や保育士資格証を持参することはありません。

保育園側からは

  • どうして派遣保育士になったのか
  • 勤務時間

について直接質問されることが多いです。

どうして派遣保育士になったのか

純粋に疑問に思って質問される場合と、直接雇用になる気はないか?という探りを入れられる場合があります。

また、育児休暇を取得中の代わりの派遣であった場合、育児休暇を取得している先生が時期遅らせて戻ってくる場合もあるので、その場合は延長して勤務することは可能なのかどうかの確認をされる場合もあります。

勤務時間

人材派遣会社の担当者が伝えているとはいえ、勤務時間は保育園側からも直接確認をされます。

扶養範囲内での勤務の場合100万・103万・130万なのかも改めて確認されます。

フルタイムの場合は週何日なのかどうか、早出や遅出勤務は可能かどうかを確認されます。

 

面接に行くときの注意点

 

社会人として当たり前のことですが、

  • 爪を整える
  • 髪の毛をまとめる

清潔に見えるように心がけましょう。

また、派遣先での面接に行くときの服装ですが、デニムなどカジュアル系は避けます。

人材派遣会社の担当者はいわゆるビジネススーツで来られます。

新卒ではないのでリクルートスーツを着ていく必要はありませんが、服装も清潔感がある方が良いでしょう。

  • パンツスーツ/スカート+カラーのインナー
  • 黒や紺のジャケット+パンツ/スカート+ブラウス

服装って悩みますが、心配ならば人材派遣会社の担当者へ「こういう服装で行く予定なのですが・・・」と前もって相談することをおすすめします。

 

まとめ

 

派遣保育士は、『派遣保育士』になるために電話をするなりWEBサイトから申し込みをするなり行動を起こさないといけません。

この行動を起こすことが面倒くさいかもしれませんが、人材派遣会社とのヒアリング終了後は担当者が勤務先を紹介してくれるので自分で探すということをしなくても大丈夫です。

また、勤務条件も自分の代わりに交渉してくれるという点においては楽かなと思います。

派遣先での面接も自ら進めなくても良いし、何かしらトラブルが合ったときに自分で対処するのではなく担当者が仲介に入ってくれるのは利点だと思います。

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