派遣保育士の扱いや立ち位置ってどうなの?経験者が実際の体験を語る

派遣保育士の扱いってどうなの?経験者が実際の体験を語る

派遣保育士の仕事内容や扱いってどうなんだろう?

保育の現場から離れていたけれど、また保育士として働きたい。

でも、保育の仕事は好きだけど、家に帰ってからも書類作成が待っているのは正直しんどい。

 

そんなあなたには「派遣保育士」が合っているかもしれません。

 

でも、正職員と同じように書類作成が沢山あるのかな?

など、不安に思うこともあるでしょう。

 

派遣保育士は正職員と違い有期雇用であり、あくまでも人材派遣会社の社員であることから、子どもの個人情報である個人カリキュラムなどの書類作成はありません。

つまり、派遣保育士の仕事内容は

  • 基本的に保育に集中できる
  • 正職員のサポート業務が主な仕事内容
  • 保育補助
  • 清掃と配膳
  • 製作物の準備

となります。

 

派遣保育士の詳しい仕事内容についてはコチラの記事で解説します。

→【派遣保育士のメリットや仕事内容を解説!

 

 

こちらの記事では、実際に派遣保育士として勤務をしたことがある私の経験を踏まえて書いていきたいと思います。

派遣保育士と正職員に扱いの違いはある?

 

派遣保育士と正職員の扱いは違います。

その違いは「雇用期間」と「仕事内容」になります。

 

派遣保育士は有期雇用

 

派遣保育士は勤務の期間が決まっています。

勤務期間は長くても1年程度になることが多いです。

 

同じ保育園で働き続けることは滅多にありません。

そのため、パートの保育士さんよりも時給が高いのです。

 

また、正職員は月給制でボーナスがありますが、残業が多かったり、日案・週案・月案・個人カリキュラムなど沢山の書類を作成しなければなりません。

派遣保育士はボーナスはありませんが、高時給で残業もほとんどありません。

また、派遣保育士はあくまでも人材派遣会社の社員であり、最初に契約で決められた勤務期間があることから、子どもの個人情報を扱うような書類を作成することはありません。

書類書きがあったとしても、日々の連絡帳ぐらいです。

主な仕事内容としては

  • 保育補助
  • 清掃と配膳
  • 製作物の準備

などになります。

 

つまり、正職員として働く保育士さんのサポート業務が主な仕事になります。

派遣保育士の仕事は正職員のサポート業務

 

日々の保育の流れを決めるのは正職員の仕事で、派遣保育士はパートと同様に正職員が保育をしやすいようにサポートしていくことが大切になっていきます。

例えば、正職員である担任がクラスの子ども全員に向けて絵本を読んでいるときに、子どもがその場からふらっと離れてしまったとします。

担任はよっぽどのことがない限り、絵本を中断することなく読み続けます。

その時に、サポート役である派遣保育士がその子どもに声かけなどをし絵本を見るように促します。

また、昼食後やおやつ後に清掃を行ったり、午睡中にはクラスの壁面の飾りつけや月の製作物の準備などを行います。

 

なぜ保育園は派遣保育士さんを雇用するの?

 

保育園側がなぜ派遣保育士さんを雇うのか、不思議に思いませんか?

その理由は「保育士不足」にあります。

 

保育士さんの離職率は高いので、慢性的な人手不足です。

それを解消するために派遣保育士さんを雇っています。

 

また、認可を受けるための人員確保で雇うこともあります。

 

そのため、派遣保育士さんは「一時的な人材」であるので、正職員のように担任を持たせたり書類作成はお願いできないのです。

 

派遣保育士さんいは一時的な人材補充のために来てもらっているので、その見返りとして「高時給&残業なし」の待遇なんですね(^^)

 

派遣保育士は雑用ばかりの仕事でやり甲斐はない?

 

派遣保育士は、一見雑用が多いように思えることでしょう。

しかし、日々の保育の上では雑用と思えるような仕事も大切な業務の一環となります。

おやつ後の清掃を例にとってみましょう。

保護者がお迎えに来られたとします。

保育士は「おかえりなさい!」と声をかけることが多いと思いますが、その「おかえりなさい」の一言が園の顔となる場合もあります。

保護者にとってその保育士が「正職員」「派遣」「パート」の区別はつきません。

「正職員」であっても「派遣」であっても「パート」であっても気持ちよく挨拶をかわすことが出来れば、保護者にとってはそれでいいのです。

逆に気持ちよく挨拶が出来たという点から、「先生は、正職員じゃないの?」と思われることもあります。

派遣保育士はフリーの立場で働くことが多いですが、勤務日数や勤務時間によっては固定のクラスに配属され、日々の子どもの成長を見守ることが出来る場合もあります。

勤務が始まる前に、人材派遣会社のエージェントとともに園へ面接に行き業務内容も確認するので、納得したうえで勤務を開始できるという点は大きなメリットだと言えるでしょう。

正職員には正職員の悩みがあるように、パートはパートで、派遣保育士は派遣保育士の悩みがあると思います。

派遣保育士も一つの選択肢にする

 

最近では、派遣保育士を利用する園も増えてきて、正社員と一緒に働く派遣保育士さんも増えています。

家庭を持つと、持ち帰りの仕事や残業などをする時間も暇もなくなってきます。

そんな時、高時給で残業なしの派遣保育士という選択は働く側にとっても良い選択ですよね(^^)

 

家庭を大事にしたい、自分の時間がもっと欲しいと思っている方は派遣保育士がおすすめです!

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