派遣保育士が契約期間中に妊娠した場合の選択肢や対処法を紹介

”高時給の派遣保育士として働き始めたいけど、妊活もしたいんだよねぇ。妊娠したら、やっぱり派遣保育士を辞めないといけないのかな?”

と不安に思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、派遣保育士も正職員やパートと同様に「妊娠や出産」が理由で解雇されることは違法にあたります。

また、派遣保育士もいくつかの条件を満たせば育児休暇を取得することは可能です。

派遣保育士として勤務されている方の中には、『妊活中』ということを人材派遣会社から園へ伝えてもらい、通院する日は早退や遅出出勤に変更をしてもらったり、その日はお休みを取得されている方もいらっしゃいます。

園の経営状況によりけりだとは思いますが、通院するなどの『妊活』にも理解を示して下さる園もあるので、人材派遣会社の方へ一度相談されることをおすすめします。

正職員やパートだと見学や面接へ行かれた時に自分で「実は・・・」とお話をし、後日園から「条件に合わないので今回は・・・」と断られる場合もあります。

派遣保育士は人材派遣会社の社員ですので、前もって人材派遣会社の担当者から園へその旨を確認し面接へ挑むことが出来るので、そちらの方か精神的に楽になる場合もあります。

派遣保育士に興味がある方は、人材派遣会社へ一度登録されることをおすすめします。
登録も5分ほどなどで、簡単です。

派遣契約中に妊娠した場合の選択肢

様々な立場や理由から、派遣保育士に転職される方がいらっしゃいます。

結婚を機に、家庭と仕事が両立できそうな立場で勤務を継続したい
子育てがひと段落ついたので、社会と繋がりたい
短期間で、様々な園での労働をしてみたい

未婚者・既婚者関係なく派遣保育士として勤務をされています。

そして、契約期間中に妊娠が分かりました。
おめでたいことですね。

契約期間中に妊娠したからといって、園側からすぐに解雇を言い渡されることはありませんので、安心して下さいね。
正職員の立場であっても、パートの立場であっても、妊娠したからと言って園から解雇が言い渡されないように、派遣保育士も基本は同じです。

しかし、園の保育士の人数によっては次回の契約が更新されないこともあります。
妊娠中は、やはり体調にも変化をもたらすので、仕事を急遽お休みすることもあるかと思います。

それは、致し方がないことなのですが、様々な理由から労働者である保育士の人材確保が厳しい園では、保育士が一人休むだけで保育がまわらなくなる、いわゆる「ブラック園」があります。
そのような園では時と場合によっては、残念ながら契約期間が終了とともに何かしらの理由を園から言われ更新がされないこともあります。

産休・育休を取得する

法律によって『産後8週間』は働くことが禁じられています。

しかし、幼稚園・保育園などのそれぞれの園によって産休(産前休暇・産後休暇)や育児休暇を取得出来ず、退職をせざるを得ないケースが多いのは事実です。

産前休暇は本人の希望によって出産ギリギリまで働く方がおられたり、後期つわりの関係で産前休暇を取得されるなど様々です。

産後休暇は上記にも書きましたが、法律によって『産後8週間』は働くことが禁じられていますので取得されます。

育児休暇ですが、

同一事業主で1年以上働いている
1週間に3日以上勤務している

などの条件を満たす必要があります。

派遣保育士は人材派遣会社の社員なので、

同じ人材派遣会社で1年以上働いている
1週間に3日以上勤務している

ということになります。

直接雇用の正職員やパートであっても、人材派遣会社の派遣保育士であっても、妊娠や出産を理由に解雇されることは違法に当たります。

今後、妊娠や出産の予定がある方は、一度、人材派遣会社のエージェントへどのような対応になるのかを確認することをおすすめします。

出産前に退職する

妊娠は、新しい命を体内で育み、この世に誕生させるというビックイベントです。
妊娠により、様々な体調の変化に見舞われることでしょう。

代表的なものでいえば、「つわり」ですね。
ずっと食べていないと気持ち悪くなるつわりもあれば、食べ物だけでなく水分補給によっても起こるつわりもあれば、ひたすら眠くなるつわりもあります。

これらの「つわり」の症状によって、労働が難しくなる場合があります。
また、絶対安静で過ごさないといけない症状になる方もいらっしゃいます。

そのような場合は、派遣保育士自らが契約期間満了ということで退職を選ばれる場合があります。
母体と新しい命を第一優先することは当たり前のことなので退職されることに後ろめたさなどは感じられなくて大丈夫ですよ。

 

派遣契約中に妊娠した場合の対処法

妊娠は「よし!〇月に妊娠しよう!!」と思って妊娠できるわけではありません。

また、保育は力仕事でもあり体力勝負でもあり、感染症にも気をつけなければいけません。

妊娠初期はお腹が目立たないこともあり、子どもからも抱っこやおんぶをせがまれることもあります。
場合によっては、子どもがぶつかってきたり飛びついてきたりもします。

個人差はあるとはいえつわりもあるでしょうし、流産の危険性もあるでしょう。
母体であるあなた自身と新しい命を優先して、行動しましょう。

派遣会社の担当者に報告

派遣保育士は人材派遣会社の社員なので、まずは人材派遣会社の担当者へ妊娠したことを伝えます。

派遣先である園によっては、

人材派遣会社の担当者から園へ

伝えた方がいいケースもあれば、

派遣保育士が園長もしくは主任へ

伝えた方がいいケースもあります。
園によって違うので、まずは人材派遣会社の担当者へ確認しましょう。

そして、その時に自分が今後どのように勤務をしたいのかも相談しましょう。

引き継ぎを行う

勤務を継続しようと思っていても、体調の変化により労働が難しくなる場合もあります。
次回の契約更新をされないことを決めた場合には、あなたの代わりに新しい派遣保育士やパートの方が雇用されることになります。

その場合、新たに人材派遣会社から求人を出す場合もあります。

人材派遣会社の担当者が、あなたの代わりの人を見つけやすいように・・・
その時に、あなたが実際に体験されたことを担当者へお伝え下さい。

固定シフト・変動シフト
園の近くにスーパーがある・ない
園の近くにコインパーキングが近くにある・ない

何気ないことで大丈夫です。

普段は電車通勤でも、仕事帰りに車でお出かけをしようと考えている方にとっては、園の近くにコインパーキングがある・なしで通勤範囲が広がり、そこの園で勤務をしてもいいと考える方もいらっしゃるからです。

もちろん、園のメリット・デメリットも担当者へお伝えして大丈夫です。

引継ぎはあくまでも人材派遣会社の担当者へお伝えするものなので安心して下さいね。

妊娠しながら保育士の仕事はどこまで出来る?

妊娠中は、身体にも心にも日々変化があります。
しかも、それは個人差があり、本人にしか分かりません。

妊娠・出産をされた方はある程度の大変さも理解してもらえるとは思いますが、やはり立場や環境によって違ってきます。

保育園での勤務の場合、幼児クラスは動きも激しいので、必然的に乳児クラスでの労働が多くなるとは思います。

しかし、乳児クラスでは抱っこの回数が幼児クラスに比べて多くなります。
抱っこは身体への負担が大きいので、乳児クラスの担任へ相談することをおすすめします。

私が一緒に勤務したことのある派遣保育士の妊婦の先生は、妊娠が分かると1歳児クラスもしくは2歳児クラスへ入ることが多かったです。

体調面では、常に何か食べていないと気持ち悪くなる日が続いていました。
保育中は、保育に集中しているので大丈夫とのことだったのですが、子どもが午睡中の時などは気持ち的にもホッとするのか気持ち悪くなることが多かったようです。

1歳児クラスの担任も2歳児クラスの担任も妊娠・出産の経験がある先生方で、他のパートや派遣保育士も理解のある職場だったこともあり、妊婦の先生は『スティック状の干し芋』を常に持って来られていました。

そして、子どもの午睡中は片手にスティック状の干し芋を持って仕事をされていました。
一度に食べると、それはそれで気持ちが悪くなるとのことだったので、少しずつ食べれるスティック状の干し芋は食事の一部としてもおやつとしても最高だったようです。

午睡明けは、おやつの介助やトイレの介助、トイレや保育室の掃除などもあったのですが、とにかく無理のない範囲で仕事をされていました。

妊婦の先生が、一緒に勤務されている先生方へ自分の体調の様子を伝えられていたからこそ、まわりも協力することが出来たことだと思います。

まとめ│派遣保育士さんが妊娠したら

妊娠は人生のビックイベントです。
「子どもと関わることが大好き!」と様々な業種の中から「保育士」という職業を選択されたかと思います。

自分の妊娠は、なおさら喜ばしいことでしょう。
「保育」という職業は体力を使う仕事でもありますので、あなた自身と新たな命を第一に考えて日々の生活を送って下さいね。

そのためにも、とにかく無理のないように行動をする必要があります。

”安定期に入るまでは、職場の人には知らせたくないな・・・”

という気持ちもあるかとは思いますが、何かあってからでは遅いので人材派遣会社の担当者へ妊娠されたことをご報告し、その後どのような働き方をしたいのかも担当者と相談して下さいね。

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