派遣保育士が主婦にこそおすすめな働き方である理由

派遣保育士が主婦にこそおすすめな働き方である理由

保育士として勤務していたが、結婚や出産を機に退職。

新生活や子育てが落ち着き、そろそろ保育の現場へ復帰したいと思われている主婦のみなさん!

家庭と保育の仕事を両立出来る働き方こそ、実は「派遣保育士」です。

”幼稚園教諭や保育士の資格を取得したけど、一度も保育業界で働いたことがない。
一般のパートよりも、有資格の職業の方が時給が高いので働きたいけど、未経験でも大丈夫なのかな?”

”子どもも大きくなったし、そろそろ社会と繋がりたい!出来れば時給が高いところで扶養範囲内で働きたいんだよね~”

幼稚園教諭や保育士として、経験がなくても大丈夫。

社会復帰される足掛かりとして選択されている勤務方法が、「派遣保育士」です。

派遣保育士はライフスタイルに合わせて柔軟な働き方をすることができます。

1日の単発もあれば、3ヵ月・6ヵ月・1年契約と様々あります。

また、午前中のみや午後から出勤するスタイルもあります。

人材派遣会社のエージェントへ確認すれば、派遣先の園で書類作成があるのかないのか、担任なのか担任補助なのか、交通費は全額支給なのか一部支給なのかなど確かめてから面接へ挑むことができます。

勤務し始めてから、家庭との両立が難しいと感じたとき、人間関係や保育方針が合わないと思ったとき、直接雇用の正社員やパートと違って、派遣保育士は人材派遣会社の担当者が園との間に仲介に入って下さるのでスムーズに退職することもできます。

また、退職しようと思われたきっかけによっては、人材派遣会社の仲介により派遣先を退職することなく継続して勤務することも可能です。

 

派遣保育士は主婦におすすめな理由

 

未婚・既婚関係なく沢山の方々が派遣保育士として勤務されています。

既婚者の中には、お子様がいらっしゃる方もいれば、いらっしゃらない方もおり様々です。

  • 結婚を機に退職され、子育てが落ち着いて現場に復帰したいと思われた方
  • シングルマザーとなり、家庭と仕事を両立したいと思われた方
  • 子育て中に手に職をつけて働きたいと思われて、独学で保育士資格を取得された方

様々な理由から、派遣保育士という勤務を選ばれています。

派遣保育士はライフスタイルに合わせて勤務することが出来ます。

  • 早朝の2時間
  • 夕方の2時間
  • 午前のみ
  • 午後から
  • 週に2~3日

派遣先の園によっては、上記以外の働き方もあります。

また、派遣先の園によっては

未経験可

もあります。

保育の経験がある方はもちろん、独学で保育士資格を取得された方や、保育科がある学校で資格を取得したけど保育園などで勤務されたことがない方でも求人が見つけやすいです。

短時間で高時給なので稼げる

 

派遣保育士の仕事内容は、パートとさほど変わりません。

しかし、派遣期間が決まっているということから、派遣保育士はパートよりも時給が高めに設定されています。

人材派遣会社や地域によって時給は変わってきますが、パートの時給が1,000円だとしたら、派遣保育士の時給はだいたい1,100円~1,200円ぐらいです。

また、派遣保育士は交通費も全額支給されることが多いです。

こちらの記事でも派遣保育士の待遇について紹介しているので、読んでみて下さいね。

→【派遣保育士の待遇│メリット・デメリット

 

残業がないので家庭を持っていても安心

 

派遣保育士は人材派遣会社の社員です。

例えば1日4時間勤務していると仮定します。

園は直接雇用のパートへ

1,000円×4時間=4,000円

を支払います。

派遣保育士への給料は人材派遣会社へ支払うので、人材派遣会社へ

1,100円×4時間=4,400円

を支払うだけでなく、実際は人材派遣会社へ+αを支払っています。

そのために、よっぽどのことがない限り派遣保育士は残業をしませんし、勤務先も派遣保育士に定時で帰宅するように指示しています。

責任のある仕事を任されることがない

 

派遣保育士は直接雇用の正社員やパートと違い「有期雇用」です。

3ヵ月・6ヵ月更新の派遣保育士が、個人情報を扱う書類作成やトラブルになりかねない保護者対応を任されることは、よっぽどのことがない限り少ないです。

こちらの記事でも紹介しましたが、派遣保育士は担任など、責任のある仕事を任されることは少ないです。
→【派遣保育士が担任を持つことはない

 

複雑な人間関係に悩まない

 

派遣保育士は「有期雇用」ですので、1日の派遣あれば3ヵ月・6ヵ月・1年契約と様々あります。

1日は言うまでもありませんが、3ヵ月更新の場合、派遣園での人間関係が合わないと派遣保育士側が思えば、人材派遣会社の担当者へ「更新はしません」と伝えることができます。

人材派遣会社の担当者を通して「契約更新・未更新」を伝えるため「退職する」ということに対してハードルが低くなります。

また、人間関係に悩んだときは「3ヵ月だけ頑張る」と目標を立てやすくモチベーションも保ちやすくなります。

派遣保育士には、人材派遣会社から担当者が一人つきます。

担当者によっては、小まめに連絡をくださる方もいらっしゃいますし、何かと相談に乗って下さる方もいらっしゃいます。

人間関係や仕事内容のことで悩んだ時には相談にものって下さり、派遣先の園と派遣保育士の間に入って問題を解決して下さることもあるので、何か困ったことがあれば相談されることをおすすめします。

どの業種でも同じことが言えると思いますが、職場によっては人間関係が合う・合わないという方が出てくると思います。

『仕事』と割り切って派遣保育士がコミュニケーションを取ろうとしても、正社員なりパートである相手側がそれを拒否をし必要最低限のコミュニケーションすら難しい場合があります。

その場合は、派遣保育士が人材派遣会社の担当者へその旨を伝えます。

すると、担当者から園へ派遣保育士が置かれている状況を説明してくれ、園は何らかの措置を取ってくれます。

上記のことは実際にあったことなのですが、当時は、固定クラスに配属されていた派遣保育士のクラスの配置換えがありました。

もう一人の当事者である正社員へは園長が「クラスを円滑に回すために、先生の配置を変える」と説明があり、派遣保育士が言った言わないといったトラブルもありませんでした。

直接雇用のパートで勤務し同じようなトラブルが起こった場合は主任へ相談するなり、他の保育士へ相談することになります。

そして、相談をして終わることもあります。

派遣保育士は、実際に人材派遣会社の担当者が動いて下さる点が心強いと思います。

派遣保育士:子育て家庭の働き方

 

子育て家庭の保育士さんが派遣で働いた時のイメージをお伝えします!

午前中のみ派遣保育士で働く

お子様が幼稚園や保育園へ登園されている方は、午前中のみ勤務をされている方も沢山いらっしゃいます。

お子様を幼稚園や保育園へ送って行ったあと、そのまま自分自身も勤務する園へ出勤します。

勤務終了時間によって異なりますが、一緒に昼食を取られる方や昼食はご自宅で食べられる方もいらっしゃいます。

園によっては、昼食代を徴収または30分の休憩時間として扱われたりするので、勤務される前に確認されることをおすすめします。

午後からは帰宅するので、幼稚園のお迎えに間に合います。

また、保育園へ預けている場合はお迎えの時間までに夕食の準備等をすることができます。

フルタイム×週に2日~3日出勤する

お子様にそれほど手がかからなくなったけど、旦那様の扶養控除範囲内で勤務されたい方などが、この形態で勤務されています。

また、仕事とプライベートをきっちりと分けたい方や、実家や義実家が近い、または遠くて様子を見に行かなければならない方も、この働き方を選択されていました。

フルタイム×週5日で働く

 

お子様に手がかからなくなった方や、お子様の学費を捻出されたい方、自分のお小遣いを増やしたい方など、様々な理由からフルタイム×週5日で勤務されていました。

また、フルタイム×週5日で勤務される方は次年度からは直接雇用に誘われるケースが多く、園の様子を見るために派遣保育士として勤務を始められた方もいらっしゃいます。

 

派遣保育士:新婚・転勤族の家庭の働き方

 

勤務先の園によっては、結婚を機に退職をするという暗黙のルールがある園も少なからずあります。

結婚を機に退職したけど保育という仕事を続けたい方や、結婚と同時に妊活を始めたい方も、派遣保育士として勤務されています。

妊活中なら派遣保育士という働き方がおすすめです

→【妊活中に派遣保育士として働くことはできる!?

パートナーが転勤族だった場合も、派遣保育士という働き方はおすすめです。

A県で派遣保育士として勤務をしていたけど、B県へ引っ越すことになりました。

全国展開している人材派遣会社なら、あなたの職務経歴や勤務の条件などを、A県の人材派遣会社の担当者からB県の担当者へ伝えてくれます。

そして、引っ越し先の住所が決まれば、B県の担当者が勤務先の候補をいくつか見つけてくれスムーズに仕事を開始することができます。

また、同じ人材派遣会社で勤務を継続していると、人材派遣会社からの時給アップが見込めます。

そして、条件を満たしていれば産前休暇や育児休暇を取得することも可能です。

 

まとめ│派遣保育士は主婦にこそおすすめ!

パートと派遣保育士の仕事内容はさほど変わりません。

同じ仕事内容で1時間勤務するなら、高時給の方がいいと思うのは自然なことですよね。

また、家庭と仕事を両立できると思っていても、予想外のことが起こり両立することが難しくなった場合も、人材派遣会社の担当者を通して退職の旨を伝えやすいです。

派遣保育士は何かあった場合、人材派遣会社の担当者へ相談できることも強味だと思います。

直接雇用の正社員やパートだと、当然のことながら退職の手続きや次の職場を探すのは本人がしなければなりません。

しかし、派遣保育士は人材派遣会社の担当者へ相談できるので、問題点となる部分を何かしらの方法で解決することが可能だったり、難しかった場合でも、担当者が次の派遣先を探してくれます。

人材派遣会社への登録は5分ほどで完了しますので、興味がある方は一度登録されることをおすすめします。

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